仙台市 生活保護申請方法

仙台市で生活保護を受けようとしている方に手続きの仕方を教えます

仙台市の生活保護の現状

仙台市の人口は平成30年度の調査によると約1,086,904人、そのうち約17,916人、13,446世帯が仙台市で生活保護を受給して生活されています。
仙台市の調査から、生活保護を受給している人は年を追うごとに激増しているのが現状です。
仙台市では生活に困窮している方の相談に対しワンストップで対応する「仙台市生活自立・仕事相談センター わんすてっぷ」を開設し、生活面の相談や仕事探しなどひとりひとりに合った支援プランを考え、問題の早期解決を目指しています。
一人でも多くの方が心身の健康と明るい生活が送れるよう、また、生活に困窮している時は国の制度でもある仙台市の生活保護を利用することで、少しでも安定した生活を取り戻すことができる様に前向きな取り組みをしています。

さらに、仙台市の福祉事務所では、今後も生活保護制度の役割が仙台市の市民の皆さんの生活を支える上でますます重要になってくると考え福祉事務所の活性化を計り、仙台市の生活保護を受給している方の管理を正確に素早行うために生活保護システム管理事業の導入などを施しています。
仙台市で生活にくるしんでいる方が、安定した生活を取り戻し少しでも早く一歩踏み出した輝く人生を送れることを祈っています。

それでは、仙台市の生活保護の申請の手順をご紹介します。

仙台市で生活保護を申請するには・・・

1.仙台市各区の保健福祉センターの保護課へ

生活保護を受給したいと思ったら、まずはご住所のある仙台市各区の保健福祉センターの保護課へ相談に行きます。

お住いの各保健福祉センターの福祉課で「生活保護を受けたいと思い、相談に来ました」と声をかけます。
生活保護の相談にあたり、生活保護以外に利用できる制度がある場合はそれらを優先することを勧めてきます。
例えば、「雇用保険」、「各種年金」、 「児童扶養手当」、「高齢福祉手当て」、「身体障害者福祉手当」他、があります。
これらを活用してもなお、生活に困窮している状況なのか判断する為に、 仙台市の生活保護を希望する方に対して世帯の状況や収入状況など事情を聞かれます。
前述のとおり、生活保護制度には、他の制度を活用しても生活が苦しいという最終手段的な要素があるので、担当になる仙台市各区の職員の話し方によっても感じ方は異なると思いますが、生活保護の申請手続きを早急に進ませない印象を受けるかもしれません。
ですが、生活保護以外の制度の利用などのアドバイスは聞き入れ、仙台市各区で生活保護を受給すれば生活が楽になると思い、相談を受けて欲しいと思います。どうにしても生活が困っている方には、仙台市各区の生活保護担当職員は親身になって話を聞いてくれるでしょう。

【仙台市 各区福祉保健センター一覧】

各区保護課 所在地 電話番号
仙台市健康福祉局健康福祉部
保護自立支援課
〒980-8671 仙台市青葉区国分町三丁目7-1 022-214-8160
青葉区保健福祉センター
保護課
〒980-8701 仙台市青葉区上杉1丁目5-1 022-225-7211(代)
宮城野区保健福祉センター
保護課
〒983-8601 仙台市宮城野区五輪2丁目12-35 022-291-2111(代)
若林区保健福祉センター
保護課
〒984-8601 仙台市若林区保春院前丁3-1 022-282-1111(代)
太白区保健福祉センター
保護課
〒982-8601 仙台市太白区長町南3丁目1-15 022-247-1111(代)
泉区保健福祉センター
保護課
〒981-3133 仙台市泉区泉中央2丁目1-1 022-372-3111(代)

2.生活保護の申請書類提出

生活保護の申請書を提出します。

仙台市各区の福祉課で相談後、生活保護を受給する方向に決まったら、「生活保護の申請書」をもらい記入して提出します。
それと同時に、あなたのご家族が どれくらい収入があるのかを報告する「収入申告書」、どのような資産があってどれくらいの資産があるのかを報告する「資産申告書」、収入や資産の状況 について関係のある機関にも報告を求めることに同意する旨の「同意書」の提出も求められます。

  • ※資産の例:不動産・預貯金・生命保険・自動車など
  • ※お金に関するもの(預金通帳、年金手帳、児童扶養手当証、給与明細書など)は、いつ提出を求められてもいいように準備しておくことをお勧めします。生活保護を申請するにあたって、仙台市各区の福祉課に提出する書類が最初は多く紛らわしいこともあるかと思いますが、記入の仕方などわからないことは、積極的に職員の方に聞きましょう。優しく教えてくれます。

3.仙台市各区の生活保護担当員による家庭訪問

仙台市の各区の担当員が家庭訪問します

生活保護の申請が済むと、生活保護を申請された方が実際どのような生活状況なのか、再度資産についてなど詳しく聞く為に家庭訪問に来ます。
あなたの資産状況については細かく聞かれ、調査されていると思うと緊張し気持ちのよいものではないですが、国の制度であるので当然のことと思って正直に報告することが大切です。
また、ご家族や親せきなどで生活保護申請者であるあなたの生活を援助してくれる方が本当にいないのか、確認の電話がご家族や親せきにいくので、事前にその旨を伝えておくと生活保護の申請の手続きがスムーズに進むでしょう。

  • ※仙台市各区の生活保護担当員によるご家族への確認の電話で、「あなたの生活の援助はできない」という返事をもらってはじめて、生活保護の申請が進むことになります。

4.生活保護受給可否の通知

仙台市各区の福祉課からの通知がきます。

あなたの収入や資産の調査が済むと、生活保護申請書提出からおよそ2週間から1か月後に、受理されたか否かの通知がお住いの各区の福祉課から郵送されます。生活保護が受理されるまで時間がかかるので、生活保護を受給したいと思ったらなるべく早く仙台市各区の福祉課に相談するほうがよいと思います。

5.生活保護受理された方は仙台市各区の福祉課へ

あなたの生活保護が受理されたら再びお住いの仙台市各区の生活福祉課へ行きます。

これからの生活保護費を直接受け取るか、口座受け取りにするのかを決めます。生活保護受理日がその月の途中の場合は、日割りで給付してもらえるので早めに仙台市各区の福祉課へ行くことをお勧めします。

  • ※国民健康保険証は仙台市各区の国民健康保険課に返すようになります。保険証の代わりに病院に行く時は、お住いの仙台市各区の福祉課で発行する「医療券」で受診できるのでご安心ください。
    「医療券」「医療扶助」について詳しく知りたい方はコチラ

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