生活保護ガイド

生活保護で眼鏡を購入する  限度額内で福祉事務所に眼鏡購入の許可を。

生活保護受給者数が増え続けていることが、問題にされてきていますが、その中でも生活保護の窓口でもある福祉事務所において、生活保護の申請を通させないようにして、生活保護受給者数の増加を食い止めているところもあると聞きます。

その結果、本当に生活保護を必要としている方が受給できないで、孤独死してしまったという事件も何件も今までにありましたね。

そういった生活に困窮する方を救う以前に、生活保護受給者数の減少にばかり目が行く福祉事務所のあり方には、生活保護費がいくら国民の税金が使われていると思っても、切なさを感じずにはいられません。

そんな折、ある福祉事務所では、生活保護受給者の方が眼鏡を購入しようと福祉事務所に眼鏡購入の申請手続きに行った際、「すべての眼鏡屋を回って、眼鏡の見積りを取ってもらい、その中で一番安い眼鏡に購入する許可を出す」というところもあったと聞きます。

生活保護受給者は、もちろん車の所有も許されていないので、眼鏡店を回る際もタクシー等を使っての移動になります。しかし、そのタクシー代は生活保護では、支給されません。
そして、生活保護受給者の中には、体の不自由な方も多くいらっしゃると思います。そういった方にもあらゆる眼鏡店を回れというのは、あまりにも酷な話ではないでしょうか?

基本的に生活保護での眼鏡製作で補助してもらえる眼鏡代の限度額は、17,600円~24,000円です。乱視などの場合は、それに片眼4,200円追加できるのです。

それなのに、一番安い眼鏡の見積りでしか生活保護での眼鏡購入に許可されないというのは、生活保護制度にそのようなきまりはないので、その福祉事務所が、その担当員なのかまではわかりませんが、従うことはないところだと思いますが、福祉事務所で許可してもらえない限り、眼鏡の補助はしてもらえません。
全部ではありませんが、弱い立場の生活保護受給者を、権力でもって動かすというのは残念なことです。そういった行政、福祉事務所職員がいるというのは問題ではないのでしょうか。

もしもそういった福祉事務所や担当員にあたってしまった場合でも、困らないように生活保護での眼鏡費用の限度額内で作れる眼鏡店を知っておくことが、自分の身を守るといった意味においても必要なのではないでしょうか?

生活保護対応の親切な眼鏡店をお探しの方は、お問合せください。


生活保護でメガネを購入する手順