生活保護ガイド

【生活保護の疑問】母子家庭の生活保護 支給の条件・対象者とは?

みなさんは母子家庭の生活保護に対するイメージはどのようなものでしょうか?

実際、一部の不正受給者や、生活保護を取り巻く様々な事件等から、批判的な声も少なくはありません。

しかし、実際には不正受給額の割合は全体の1%に満たない程度。

生活保護を受けるべき人が躊躇する必要はないのです。

母子家庭で生活保護を受ける条件や・対象者は?

  1. 資産を活用すること
  2. 能力を活用すること
  3. 扶養義務者からの扶養を活用すること
  4. 他の制度を活用すること

≫ 生活保護を母子家庭で受ける「条件とは」

上記の条件をすべて満たしても、最低生活費に満たない場合は生活保護の対象者と認定されます。

最低生活費とは?

国(厚生労働省)が定める「生活の基準」による生活費の最低額のことをいいます。

この金額を上回ってるかどうかで生活保護の対象か判断の基準になります。

また、収入は働いてもらうお給料だけではなく、公的扶助(児童手当・児童扶養手当など)も含まれます。

≫ 2016年「児童扶養手当」変更

いかがでしたでしょうか?

生活保護制度の疑問を解決し、正しい知識を持っていれば、受給する事に前向きになれるのではないでしょうか?

同時に、社会が持つ母子家庭の生活保護のイメージを変え、理解する事が多く求められます。

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