さくら市 生活保護申請方法

さくら市で生活保護を受けようとしている方に手続きの仕方を教えます

さくら市の生活保護の現状

さくら市の人口は、平成29年度の国勢調査によると44,968人であり、そのうち約306人、233世帯がさくら市で生活保護を受給して生活されています。
さくら市の生活保護受給者の方のうち、生活保護で受けれる5つの扶助の中でも「医療扶助」を利用する方が257人ともっとも多くみられます。
生活が困窮し、健康保険証もなく、病院にもかかれなく、取り返しのつかないことにいつ誰が遭遇するかわかりませんよね。生活保護の医療扶助は生活保護を受けている方の病気の時の救いの手です。
あなた、または、あなたの周りのさくら市で暮らす方が、そういった取り返しのつかない状態になる前に、いざというときには生活保護が利用出るということを知ることが大切です。

さくら市の福祉事務所では、今後も生活保護制度の役割がさくら市の市民の皆さんの生活を支える上でますます重要になってくると考え、福祉事務所の活性化を計り、さくら市の生活保護を受給している方の管理を正確に素早く行うために生活保護システム管理事業の導入などを施しています。
さくら市で生活にくるしんでいる方が、安定した生活を取り戻し少しでも早く一歩踏み出した輝く人生を送れることを祈っています。

それでは、さくら市の生活保護の申請の手順をご紹介します。

さくら市で生活保護を申請するには・・・

①さくら市役所の福祉課へ

生活保護を受給したいと思ったら、まずはさくら市役所の福祉課へ相談に行きます。

さくら市役所の福祉課で「生活保護を受けたいと思い、相談に来ました」と声をかけます。
生活保護の相談にあたり、生活保護以外に利用できる制度がある場合はそれらを優先することを勧めてきます。例えば、「雇用保険」、「各種年金」、 「児童扶養手当」、「高齢福祉手当て」、「身体障害者福祉手当」他、があります。これらを活用してもなお、生活に困窮している状況なのか判断する為に、 さくら市の生活保護を希望する方に対して世帯の状況や収入状況など事情を聞かれます。
前述のとおり、生活保護制度には、他の制度を活用しても生活が苦しいという最終手段的な要素があるので、担当になるさくら市の職員の話し方によっても感じ方は異なると思いますが、生活保護の申請手続きを早急に進ませない印象を受けるかもしれません。
ですが、生活保護以外の制度の利用などのアドバイスは聞き入れ、さくら市で生活保護を受給すれば生活が楽になると思い、相談を受けて欲しいと思います。どうにしても生活が困っている方には、さくら市の生活保護担当職員は親身になって話を聞いてくれるでしょう。

<連絡先>
 さくら市福祉事務所 (さくら市役所市民福祉課 生活福祉係)
 毎週月曜日は19時まで(祝日、盆期間中、年末年始は除く)
 住所:栃木県さくら市氏家2771番地    TEL:028-681-1106 FAX:028-682-1305

 

②生活保護の申請書類提出

生活保護の申請書を提出します。

さくら市福祉課で相談後、生活保護を受給する方向に決まったら、「生活保護の申請書」をもらい記入して提出します。それと同時に、あなたのご家族が どれくらい収入があるのかを報告する「収入申告書」、どのような資産があってどれくらいの資産があるのかを報告する「資産申告書」、収入や資産の状況 について関係のある機関にも報告を求めることに同意する旨の「同意書」の提出も求められます。

  • ※資産の例:不動産・預貯金・生命保険・自動車など
  • ※お金に関するもの(預金通帳、年金手帳、児童扶養手当証、給与明細書など)は、いつ提出を求められてもいいように準備しておくことをお勧めします。生活保護を申請するにあたって、さくら市福祉課に提出する書類が最初は多く紛らわしいこともあるかと思いますが、記入の仕方などわからないことは、積極的に職員の方に聞きましょう。優しく教えてくれます。

③さくら市の生活保護担当員による家庭訪問

さくら市のあなたの地区の担当員が家庭訪問します。

生活保護の申請が済むと、生活保護を申請された方が実際どのような生活状況なのか、再度資産についてなど詳しく聞く為に家庭訪問に来ます。 あなたの資産状況については細かく聞かれ、調査されていると思うと緊張し気持ちのよいものではないですが、国の制度であるので当然のことと思って正直に報告することが大切です。
また、ご家族や親せきなどで生活保護申請者であるあなたの生活を援助してくれる方が本当にいないのか、確認の電話がご家族や親せきにいくので、事前にその旨を伝えておくと生活保護の申請の手続きがスムーズに進むでしょう。

  • ※さくら市の生活保護担当員によるご家族への確認の電話で、「あなたの生活の援助はできない」という返事をもらってはじめて、生活保護の申請が進むことになります。

④生活保護受給可否の通知

さくら市福祉課からの通知がきます。

あなたの収入や資産の調査が済むと、生活保護申請書提出からおよそ2週間から1か月後に、受理されたか否かの通知がさくら市福祉課から郵送されます。生活保護が受理されるまで時間がかかるので、生活保護を受給したいと思ったらなるべく早くさくら市福祉課に相談するほうがよいと思います。

⑤生活保護受理された方はさくら市福祉課へ

あなたの生活保護が受理されたら再びさくら市生活福祉課へ行きます。

これからの生活保護費を直接受け取るか、口座受け取りにするのかを決めます。生活保護受理日がその月の途中の場合は、日割りで給付してもらえるので早めにさくら市福祉課へ行くことをお勧めします。

  • ※国民健康保険証はさくら市の国民健康保険課に返すようになります。保険証の代わりに病院に行く時は、さくら市福祉課で発行する「医療券」で受診できるのでご安心ください。
    「医療券」「医療扶助」について詳しく知りたい方はコチラ