厚生労働省は3日、4月に生活保護を受給した世帯が前月より1981世帯少ない163万4353世帯となり、2カ月ぶりに減少したと発表しました。
「障害者・傷病者」は934減の40万5748世帯、失業者を含む「その他」は1403世帯減の24万3959世帯。
しかし、全国で生活保護を受給している65歳以上の高齢者世帯(一時的な保護停止を除く)は、4月時点で前月から1687増の89万5247世帯となっています。
増加分全てが単身世帯で、81万8193世帯となり、いずれも2カ月連続で過去最多を更新。
高齢者の貧困化が進んでいると考えられます。
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