度々報道される生活保護の不正受給のニュースなどで、受給者全体に対する風当たりが強い昨今、役所も相当に厳しい対応をしてくるケースがままあります。
そのような時、「自立できない自分が悪い」と自分を責め、納得は出来ないけれど言う通りにしてしまい、モヤモヤは募るばかり…。なんてことはありませんか?
このような役所へのモヤモヤを相談できる機関をご紹介します。
「NPO法人POSSE(ポッセ)」は生活保護受給者の駆け込み寺的存在
2006年に結成されたNPO法人POSSE(ポッセ)とは、労働相談、労働法教育、調査活動、政策研究、提言を若者自身の手で行うNPO法人です。
その他、社会保険、生活保護、奨学金等の相談にも対応してくれる機関ですので、生活保護を受給する上で、何かお困りの際には、相談できる場所があるということを覚えておくと安心です。
- 【NPO法人POSSE(ポッセ)連絡先】
- メール相談:東京 soudan@npoposse.jp
メール相談:仙台 sendai@npoposse.jp
電話相談:TEL 03-6693-6313
※受付時間は、木曜日18:00~21:00、土曜・日曜日13:00~17:00となっています。
※全国からの相談を受け付けています。
生活保護の利用に関するトラブルの相談から、申請同行をはじめとする制度利用のサポートまで行っているNPO法人POSSE(ポッセ)は、生活保護受給者にとって万が一の駆け込み寺的存在なのかもしれません。
ケースワーカーの言動に疑問を持ったら専門家へ相談
自分では相談する程度の問題でもないと思っていても、専門家からみれば明らかに役所側のミスであったり、誤対応であるというケースは少なくありません。
NPO法人POSSE(ポッセ)では、相談内容に応じた法律、制度の知識や解決の仕方など、アドバイスが受けられます。
また、ケースによっては弁護士などの専門家の紹介もしているそうですので、どうしても我慢できない、この扱いは不当だと思うなどの際は、一度相談してみるのも良いかもしれません。
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