もうすぐクリスマスですね。
クリスマスには誰にでもサンタさんは訪れる。生活保護を受給している世帯の子供達へ、素敵な贈り物をした会社社長の実話をご紹介します。
時にはこんな素敵なニュースで心を温めてみませんか?
生活保護世帯の子供達へ贈るランドセルのクリスマスプレゼント
山形市にあるカバンのフジタ(藤田宏次社長)は今月10日に、生活保護受給世帯のうち、来年新入学を迎える子供達10人へ向けて、真新しいランドセルとカバンを市に寄付しました。
この会社では、カバンのプレゼントはクリスマス恒例行事にしているそうです。
この心温まる寄付に市の市川昭男市長は感謝状を送り、クリスマス前までには各対象世帯へ配る予定でいるとの事です。
感謝状を受け取った藤田社長は、「元気に楽しく通学してほしい。」と笑顔で話しました。
同社では、1956年(昭和31年)から就学支援として生活保護受給世帯の子供達を対象にカバンを贈り続けています。
「元気に通学して欲しい」サンタの願いはランドセルと共に生活保護の子供達へ
生活保護を受給している世帯では子供のランドセルはとっても高価な買い物というのが現状のようです。
特に母子家庭の受給世帯では、周りの子供達と同じものを揃えてあげたい、子供には劣等感のない生活をさせたい、そう思えど生活は苦しく、なかなか上手くいかないという声も聞かれます。
そんな中、こういった心温まるプレゼントは本当にありがたいものですよね。
受け取った子供達の笑顔が目に浮かぶようです。
生活保護を受給していてもそうでなくても、元気に楽しく学校へ通って欲しい。そんな藤田社長の心意気、素晴らしいと思います。
サンタさんは意外と身近にいるのかもしれませんね。
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